成長事業/ヘルスフード事業

おいしく、健やかに
あじかん初の一般消費者向け市販飲料「ごぼう茶」。
この食品の開発が、「健康」という新たなフィールドを切り拓く糸口になりました。

ヘルスフード事業部/ダイレクトマーケティング部 企画担当
中島 亜美

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【成長事業/ヘルスフード事業】おいしく、健やかに

ごぼう茶ブランディング

あじかんにとって初めての本格的な一般消費者向け市販品「ごぼう茶」。多くの消費者から支持され、今やあじかんにおける事業の柱の一つに成長しています。ごぼう茶の認知度をさらに高め、「あじかんと言えばごぼう」と思っていただけるくらい、ブランドを強化していきます。ごぼう関連製品のシンボルとなるようなブランド名を正式に設け、ブランドの浸透を図りたいと思っています。また、ごぼうを軸として他の食材を加え、ごぼう茶をシリーズ化したいとも考え、取り組みを始めています。よりおいしく、飲みやすく、多様性を持った健康飲料となることで、幅広い世代の方々に受け入れてもらえるのではないかと考えています。

おいしいからこそ続けられる

健康に寄与する食品ではありますが、いちばん大事なのは、やはり「おいしい」ことです。おいしいからこそ毎日続けられるし、毎日飲み続けることで健康への効果が確かなものになります。そのため、おいしさの追求には徹底してこだわります。素材のごぼうを農場で育てるところから関わり、加工・販売まであじかんで一貫して行っています。捨てるところがほとんどなくほぼ全てを製品に活用できるごぼうは、SDGsの観点からも優秀な素材です。

他にもごぼう茶と一緒に摂ると健康効果がより高まるような、お茶のお供とでもいうべき食材も紹介するなど、様々な視点からごぼう茶と健康に関する啓発を行っています。

乳幼児もティーンネイジャーも

現在、ごぼう茶の主な愛用者は60~80代の世代の方々です。しかしごぼう茶は、長く飲み続けることで効果が高くなります。乳幼児や十代など若いうちからごぼう茶を飲む習慣をつけていただくと、健康への貢献度も高まるはずです。そういったエビデンスも集め、提示していく必要があります。若い世代に親しんでいただくには、そのスタイルにあった提供の仕方も開拓しないといけません。例えばペットボトルで飲めるようにするとか。様々な形態を研究していきます。

ヘルス“フード”を超える

健康への貢献手段は、飲料だけとは限りません。例えば、サプリメントのような形で体に取り入れる方法も考えられます。ごぼう茶の味には自信があるものの、「飲料だと全部飲みきれない…」という方もいます。その場合、サプリメントで補完できれば、利便性が高くなると考えます。ごぼうが軸であることに変わりはありませんが、 “フード”を超えた展開も視野に入れています。従来のあじかん製品とは全く異なるものが、ヘルス分野から誕生するかもしれません。

知れば知るほど、ごぼうの奥深さを感じる

私はごぼう茶販売の立ち上げから参加し、事業の成長を目の当たりにしてきました。知名度のない頃は苦しいこともあったけれど、宣伝するごとに認知度が増し、一般消費者の方々から注文が入り、業績が拡大するのを感じながら仕事していました。

ごぼうについて人々に知ってもらおうと、研究部とともに「ごぼうの力」という小冊子を作成したこともあります。正しい情報を載せるためいろんな論文などをあさるように読み、それらの情報を正確に理解するにも多くの時間をかけながらも、最終的には自分なりに心を込めたものができあがりました。「そんなものどうする?」と最初は懐疑的だった人たちも、仕上がりを見て「これはいいね」と言ってくれて。一般消費者の方々からの反響も高く、今やごぼう茶のCMなど広報物を作成する際の指針となっています。

しかしこれは私の手柄と言うより、ごぼう本来の力が優れている、ということなんです。知れば知るほど魅力が溢れるごぼうという素材を、いろんな方々に、できれば海外の人々にも知ってもらいたい。そしてみんなの健康を支えていきたいですね。

ヘルスフード事業部/ダイレクトマーケティング部 企画担当
中島 亜美(2013年入社)